地震に対するリスク管理は万全ですか?
なぜ今、耐震補強?
パイルベント橋脚・PCウェル橋脚の補強の重要性!

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 パイルベント橋脚もPCウェル橋脚もフーチングのある橋脚と橋脚という点では同じです。共に、同じ地震力に対し同等の強さがなければ、橋脚としての機能を発揮できているとは言えません。
 したがって、フーチングのある橋脚が補強されるならば、パイルベント橋脚もPCウェル橋脚も同じ強さで補強されねばなりません。 ここに、パイルベント橋脚やPCウェル橋脚を補強する意義があり、SSP工法やPCウェル-リフレ工法のはたす役割があります。




阪神大地震の後で・・・


 阪神大地震以後、多くの橋梁に耐震補強が施されました。現在では、ほとんどの耐震補強は済んでいると言われています。
 しかし、本当に耐震補強が行われたのは、下部工ではフーチングのある橋脚部分だけであります。









パイルベント橋脚・PCウェル橋脚の補強は残された!

パイルベント橋脚やPCウェル橋脚など、柱状の形の
橋脚(柱状体と呼ぶことにします)は、ほとんどが、
耐震補強されないままに残されています。

その理由は、

<フーチングのある橋脚の場合>
1.下部工を橋脚と基礎に区分できる。
2.橋脚だけを対象とした設計・施工が成り立つ。

<柱状体の場合>
 1.橋脚部と基礎部の明確な区分がない。
 2.柱全体での補強設計を考える。
 3.地震時水平力による最大の曲げモーメントは地中に生じる。
 4.断面補強は土の中深い部分が対象

となり、柱状体地中部分の補強の施工法や設計法が、
これまで確立されていませんでした。


これらの問題点に対応する「SSP工法」「PCウェル - リフレ工法」が確立されました